院長の最新論文紹介
吸入ステロイドと吸入短時間作用型β2刺激薬の新たな配合剤(ICS/SABA)が喘息増悪に有効(NEJM誌の報告)(2022.05.21更新)
Tweet
短時間作用型β2刺激薬(SABA:Short Acting Beta2 Agonist)は最初に開発された吸入喘息治療薬です。現在でも使用されているサルタノールインヘラ… ▼続きを読む
切除可能肺がんの手術前にニボルマブと抗がん剤併用療法を行うと、抗がん剤単独より再発が抑えられる可能性あり(NEJM誌の報告)(2022.05.15更新)
Tweet
肺がんの治療は新規薬剤の登場により、この10年で格段に進歩しました。私は肺がん診療から離れて5年以上になりますので、私が経験したことのない新しい治療法が次々と登場しており、最新… ▼続きを読む
16時間ダイエットをしても、減量の上乗せ効果はない(NEJM誌より中国の臨床試験結果報告)(2022.04.24更新)
Tweet
時間制限食(断食ダイエット)とは、一日24時間のうち食事をする時間帯を短くする間欠的な断食法です。この方法は、その気になれば簡単にできる減量方法であるため、人気を博しています。… ▼続きを読む
新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社)の4回目接種は有効なのか(イスラエルよりNEJM誌の報告)(2022.04.17更新)
Tweet
本ブログでは、新型コロナワクチンに関する論文を下記のように各種紹介してきました。
COVID-19ワクチンの3回目接種によって、重症化と死亡を防ぐ(イスラエルの報告)(2… ▼続きを読む
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の有病率はGOLD基準で10.3%(3.9億人)、LLN(正常下限値)基準で7.6%(2.9億人)(Lancet Resp Med誌より)(2022.04.03更新)
Tweet
日本呼吸器学会のCOPDガイドライン2018では、COPDの診断基準として
①長期の喫煙歴など環境因子がある
②気管支拡張薬吸入後のスパイロメトリーで一秒率(FEV1/FV… ▼続きを読む