肺のその他の病気の論文
ヒドロコルチゾン(ステロイドホルモン)を投与することで、重症市中肺炎の死亡率が低下する(NEJM誌よりフランスの報告)(2023.03.26更新)
%Tweet
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にともなう肺炎の治療で脚光を浴びたステロイドホルモン剤は、実は10年以上前から重症肺炎(細菌性を含む)に有効ではないかと言われてき… ▼続きを読む
小児の下気道感染(気管支炎など)に対する抗菌薬は無効(英国プライマリケアでの研究 LANCET誌より)(2021.12.05更新)
Tweet
今回のコロナ禍において、風邪に抗菌薬を処方しても効かないことが一般にも広く知られるようになりました。風邪はウイルスが原因なので、細菌に効く抗菌薬は全く効きません。しかし、風邪を… ▼続きを読む
間質性肺炎の末期患者さんに対する緩和ケアに改善が必要か(Thorax誌より日本の報告)(2021.03.21更新)
いわゆる肺炎は細菌が原因となって発生する細菌性肺炎のことで、肺胞の中で炎症が主におこります。
一方、間質性肺炎(間質性肺疾患;ILD)は、肺胞を形作る肺そのもの(間質)に炎症がおこる病気です… ▼続きを読む
低酸素血症の患者さんへの酸素投与量の目標値は低い方がよいのか?(NEJM誌より紹介)(2021.02.07更新)
肺炎や敗血症などが原因となり、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)、低酸素血症をともなう急性呼吸不全を来たすと、集中治療室(ICU)などに入院とし、人工呼吸管理を含む高度医療を行います。患者さん体内… ▼続きを読む
自然気胸を外来通院で治療できるか(LANCET誌より紹介)(2020.08.09更新)
肺は胸膜と言われる薄い膜で覆われています。息を吸うと肺に空気が取り込まれ、肺が膨らみます。ちょうど風船が空気で膨らむのと似ています。膨らんだ風船に小さな穴を開けると、風船はしぼんでしまいますよ… ▼続きを読む