CT検査
即日検査に対応、仙台でCT検査なら当院へ
CT検査は、X線を発生させる管球を360度回転させながら、人体に多方向からX線を当てて測定する検査です。当院では、最新の16列マルチスライスCT(コンピューター断層撮影)装置を設置し、多くの部位の診断に利用されています。
胸部CTのメリット
胸部X線撮影(レントゲン検査)で何か異常所見が見つかった際、その次の精密検査として選択されるのが、胸部CTです。
とくに肺野部の病変(肺炎や肺腫瘍など)をはじめとして、CTは多くの情報を得ることができます。
胸部CT検査でわかるおもな病気
- 肺炎
- 肺腫瘍(肺がん)
- 縦隔・胸郭の腫瘍
- 心血管の病変
胸部X線撮影で異常なしの場合
胸部X線撮影(胸部レントゲン検査)で異常なしと診断された方でも、症状などから判断して病変が疑われるときはCT検査を行うことがあります。胸部X線撮影と比べても、CTの方がわずかな病変でも発見することができるため有用です。
CTのデメリット・注意事項
X線による検査は、その被ばく量に注意が必要です。胸部X線撮影よりも、CTの方が被ばく量が圧倒的に多くなります。また、腰部CTは一部の心臓のペースメーカーが影響を受けることが報告されています。そのため、ペースメーカーを装着している方は、必ず事前の申告が必要です。
胸部X線撮影
胸部単純X線撮影は咳や胸痛など呼吸器疾患、循環器疾患を疑う患者さんにまず行う検査です。 この装置でレントゲン画像を作成、診察室でデジタル画像を瞬時に見られるようになります。
胸部X線撮影では、肺炎、肺結核、肺水腫、肺腫瘍をはじめ、心臓の大きさや大動脈瘤、縦隔腫瘤などの病変を診断できます。X線撮影のメリットは、比較的少ない被ばく量で多くの情報量を得ることができるという点です。そのため、胸部の画像検査では、第一選択されることが多いです。腹部単純X線撮影は腹痛や嘔吐など消化器疾患を疑う患者さんに行います。
被ばく量が少ないとはいえ、どのようなケースでも不必要な被ばくは避ける方がよいため、医師と相談したうえで検査目的を明確にした上で実施することが大切です。
血液検査・尿検査
血液検査・尿検査でわかること
採取した検体を分析する検体検査の中でも、この血液検査と尿検査が広く行われています。
血液にはさまざまな成分が含まれているため、全身の健康状態を反映しています。得られる膨大な情報は、色々な病気の診断に有用です。
尿は生体の内部環境を維持するために、腎臓で産生される老廃物です。そのため、尿は腎に始まる尿路系の異常だけでなく、からだ全体の変調も映し出します。血液検査と同様に、さまざまな生体情報を得られるということだけではなく、尿検査は検査を受ける患者さんに「肉体的な負担をかけない」という点もメリットの一つとしてあげられます。
当院で行う検査
当院で行う血液検査(血球数、生化学13項目)・尿検査(定性)は、30分程度の時間で結果が判明します。(特殊な採血は検査会社に外注します。) 雇入時や定期の健康診断で行う採血であれば30分程度で結果が判明しますので、診断書を当日お渡しすることができます。
測定できる項目
血球数、肝機能(AST、ALT、γ-GTP)、尿酸、腎機能(BUN、Cre)、電解質(Na、K)、炎症マーカー(CRP)、血糖、HbA1c
※ その他の項目は院外で測定するため、数日結果判明までにかかります。
各種検査機器の紹介
臨床生化学分析装置
遠心分離後の血液をセットすると、自動で血液を分注し生化学検査の結果を出してくれるロボットです。これを設置されているクリニックは稀です。
自動血球計数装置
貧血や白血球数、血小板数を測定する機械です。
HbA1c分析装置
糖尿病の治療効果判定に必須のHbA1cを測定する機械です。
尿分析装置
尿検査で用いるテープの色変化を自動で読み取ります。