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睡眠時無呼吸症候群とは その2 合併症について

[2017.09.10]

睡眠時無呼吸症候群(SAS:サス)の患者さんでは、睡眠が浅く熟眠感が得られないため、日中の眠気が強くなり、会議や車運転中に眠ってしまいます。電車やバスの運転手さんが居眠り運転をすると社会問題になりますので、最近では健康診断でSAS検査を行う鉄道会社やバス会社が増えてきたようです。

 

睡眠時無呼吸症候群とは その2 合併症について

会議中の眠気や交通事故なども社会生活をする上で弊害となりますが、睡眠時無呼吸を放置すると、最も問題となるのはその合併症です。

 

睡眠中に呼吸が止まると当然ですが、体内の血中酸素濃度が下がります。脳や心臓など酸素が必要な臓器が酸欠状態になるため、高血圧や心不全、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが高くなり、夜間突然死される方もいます。そのため、SASの患者さんはSASではない人と比べると生存期間が短くなる(早く亡くなる)という報告があります。

 

SASの治療がなぜ必要かというと、このような合併症を減らし生存期間を延ばすためです。

いびきを減らすことだけが目的ではありません。

SASと診断されたら、適切な治療を受けましょう。

 

文責:院長 石本 修 (呼吸器専門医)

 

 

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