がん関連
肺がん手術後に補助化学療法をするべきかをCT画像スコアで予測できるかもしれない(Lancet Digital Health誌より)(2020.06.21更新)
肺がんのステージ
肺がんの進行度はステージⅠからⅣの4つに大きく分類されます。ステージⅠ(I期)が一番早期であり、ステージⅣ(Ⅳ期)が遠隔転移がある状態です。Ⅰ期と… ▼続きを読む
MRIが普及している現在、予防的全脳照射は限局型小細胞肺がんの治療に必須なのか(JAMA誌より)(2020.05.17更新)
小細胞肺がんと非小細胞肺がん
小細胞肺がんは非小細胞肺がんとかなり異なる性質を持っています。顕微鏡で小細胞肺がんの細胞をみると、文字通り細胞が小さく見え、リンパ… ▼続きを読む
頭蓋内転移に対するオシメルチニブ(タグリッソ®)の有効性と安全性の評価:系統的レビューとメタ解析(2020.04.05更新)
進行期がんの治療を行うにあたって問題となることの一つに、血液脳関門(Blood-Brain Barrier=BBB)があります。飲み薬でも点滴の薬も血管内に入り、血液の流れに薬はのって全身を… ▼続きを読む
ナザルチニブ(nazartinib)はEGFR変異陽性非小細胞肺がんに対する新薬となれるか:多施設共同非盲検第1相試験(2020.03.07更新)
本ブログの2019.12.21記事において、EGFR(上皮成長因子受容体)の遺伝子変異が原因となり肺がんが発生することを説明しました。
EGFRをターゲットにした… ▼続きを読む
ガンに対して代替医療しか受けないと、死亡リスクが2.5倍に上昇(JNCI誌より)(2020.02.29更新)
2020/2/16の当ブログで紹介した論文では、補完医療が通常医療にくらべガン患者の生存率を下げる可能性があることを示しました。それは、補完医療を受けた患者さんの中には、通常のガン治療を拒否し… ▼続きを読む