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肺のその他の病気の論文

オセルタミビル(商品名タミフル)はインフルエンザの重症化予防には役立たないのか(JAMA Intern Med誌より) (2024.02.11更新)
Tweet   院長による概説 オセルタミビル(商品名タミフル)は、世界中で広く使用されるインフルエンザウイルスに対する薬です。日本では、他にもザナミビル(リレンザ)、ペラミビル(ラピア… ▼続きを読む

ヒドロコルチゾン(ステロイドホルモン)を投与することで、重症市中肺炎の死亡率が低下する(NEJM誌よりフランスの報告) (2023.03.26更新)
%Tweet   COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にともなう肺炎の治療で脚光を浴びたステロイドホルモン剤は、実は10年以上前から重症肺炎(細菌性を含む)に有効ではないかと言われてき… ▼続きを読む

小児の下気道感染(気管支炎など)に対する抗菌薬は無効(英国プライマリケアでの研究 LANCET誌より) (2021.12.05更新)
Tweet   今回のコロナ禍において、風邪に抗菌薬を処方しても効かないことが一般にも広く知られるようになりました。風邪はウイルスが原因なので、細菌に効く抗菌薬は全く効きません。しかし、風邪を… ▼続きを読む

間質性肺炎の末期患者さんに対する緩和ケアに改善が必要か(Thorax誌より日本の報告) (2021.03.21更新)
いわゆる肺炎は細菌が原因となって発生する細菌性肺炎のことで、肺胞の中で炎症が主におこります。 一方、間質性肺炎(間質性肺疾患;ILD)は、肺胞を形作る肺そのもの(間質)に炎症がおこる病気です… ▼続きを読む

低酸素血症の患者さんへの酸素投与量の目標値は低い方がよいのか?(NEJM誌より紹介) (2021.02.07更新)
肺炎や敗血症などが原因となり、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)、低酸素血症をともなう急性呼吸不全を来たすと、集中治療室(ICU)などに入院とし、人工呼吸管理を含む高度医療を行います。患者さん体内… ▼続きを読む

自然気胸を外来通院で治療できるか(LANCET誌より紹介) (2020.08.09更新)
肺は胸膜と言われる薄い膜で覆われています。息を吸うと肺に空気が取り込まれ、肺が膨らみます。ちょうど風船が空気で膨らむのと似ています。膨らんだ風船に小さな穴を開けると、風船はしぼんでしまいますよ… ▼続きを読む

間質性肺疾患診断のための経気管支肺凍結生検の診断精度 (2020.01.19更新)
前回のブログでも説明しましたが、いわゆる「肺炎」には炎症が主にどこで起きているかにより(肺胞性)肺炎と間質性肺炎に分かれます。原因がはっきりしない間質性肺炎を特発性間質性肺炎とよび、その画像所見や病理… ▼続きを読む

特発性肺線維症に対してパムレブルマブ(抗結合組織成長因子)が有効かもしれない(PRAISE試験) (2020.01.12更新)
  肺は、肺胞と間質の二つから構成されます。肺はブドウの房と構造が似ており、肺胞はいわばブドウの実の部分に相当し、間質はブドウの皮に相当します。いわゆる”肺炎”は、外部から肺に入ってきた細菌により… ▼続きを読む

結核菌感染後に、新ワクチンで肺結核発症を予防できるか (2019.11.04更新)
結核を予防するためBCGワクチンが昔から使用されており、現在は1歳未満の乳児に1回定期接種されています。BCGワクチンはウシ型結核菌由来の生ワクチンであり、結核発病を1/4程度に抑える効果があり、その… ▼続きを読む

気管支拡張症に対する長期マクロライド療法のメタ解析 (2019.09.22更新)
まず気管支拡張症についての説明を、日本呼吸器学会HPより引用します。 「…… 気管支は気管から木の枝のように分岐して、肺の中に空気を運ぶ通路の役割をします。何らかの原因で、気… ▼続きを読む

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