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院長ブログ

肥満症の薬物療法(やせ薬)の進歩(JAMA誌の総説を紹介) (2021.08.01更新)
肥満症の薬 あまり知られていませんが、肥満症に対する薬が世界では開発され、アメリカでは5種の薬剤が承認されています。しかし、日本ではまだひとつも承認されていません。皆保険制度である日本では、薬ひとつ… ▼続きを読む

新型コロナワクチンを接種すると、COVID-19の発症を予防し、症状を軽くできる(アメリカ実臨床での研究,NEJM誌より) (2021.07.22更新)
日本で使用されている新型コロナワクチン には、ファイザー社のBNT162b2とモデルナ社のmRNA-1273の2種類があります。両者とも無作為化プラセボ対照第3相試験において,新型コロナウイルス(S… ▼続きを読む

KRAS変異をもつガンに有効な薬がついに登場(NEJM誌の報告) (2021.07.18更新)
KRASは細胞が増殖するために必要な増殖シグナルを伝達するタンパク質の一種です。正常な細胞では増殖しすぎないように、KRASによる増殖シグナルのスイッチのオンとオフが厳密に制御されています。 しかし… ▼続きを読む

妊娠中の妻をもつ夫を禁煙させるには(JAMA誌の報告) (2021.07.11更新)
女性はタバコを吸っていても、妊娠するとほとんどの人が禁煙するようになりました。しかし、妊婦のパートナー(夫)はタバコを吸い続ける人が多いのです。自分のタバコの煙が、生まれてくる自分の子供に悪影… ▼続きを読む

呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)は喘息増悪(発作)を予測できるのか(LIBERTY ASTHMA QUEST試験の事後解析, Lancet Respir Med誌より) (2021.07.04更新)
 呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定は、息を吐くだけでできる検査であり、安全で簡便な実施できます。簡単かつ迅速、安価に検査することができ、日本の診療所でも検査できるところが増えています。 … ▼続きを読む

この30年で世界の喫煙率、タバコによる死因は減少したのか(LANCET誌のGBD研究より) (2021.06.27更新)
WHOタバコ規制枠組条約(FCTC)をご存知でしょうか?2005年に発効したFCTCは国際的に拘束力のある法律です。日本政府もこの条約に同意し、署名しています。   FCTCが発行して14年が経っ… ▼続きを読む

抗TSLP抗体(テゼペルマブ)が重症喘息に有効(NEJM誌の報告) (2021.06.13更新)
気管支の表面は一層の細胞による非常に薄い粘膜で覆われています。気管支粘膜は眼球の表面(眼球結膜)や口内の表面(口腔内粘膜)よりもずっと薄く、もろいものです。   気管支粘膜は呼吸によって取り込まれ… ▼続きを読む

トリプル吸入はダブル吸入療法より喘息に効果は高いのか(JAMA誌よりメタアナリシスの報告) (2021.06.06更新)
喘息に使用できる吸入薬は、吸入コルチコステロイド(ICS)、長時間作用型β2刺激薬(LABA)、長時間作用型ムスカリン拮抗薬(LAMA)の3剤があります。その使用方法は、ザックリ言うと、軽症喘息にはI… ▼続きを読む

喘息診療ガイドラインの次の展開(Lancet Respir Med.の総説より)その2 (2021.05.23更新)
   前回のブログ記事「喘息診療ガイドラインの次の展開(Lancet Respir Med.の総説より)その1」では、「喘息を診断する際の誤った考え方」「プライマリーケアにおける可逆性気流閉塞の検… ▼続きを読む

喘息診療ガイドラインの次の展開(Lancet Respir Med.の総説より)その1 (2021.05.09更新)
喘息は珍しい病気ではなく、世界中で3億人が喘息に罹患していると言われています。患者数が多いため専門医のみでは対応できず、その診断と治療管理は主にクリニックなどのプライマリーケアで実施されています。… ▼続きを読む

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