院長ブログ
睡眠時無呼吸をともなうCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者さんには、しっかりCPAP療法をしてもらった方がよい(AJRCCM誌の報告)
(2022.10.02更新)
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閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、世界において最大で推定10億人が罹患している、ごく一般的な病気です。OSA になると、脳卒中や心筋梗塞などを併発するリスクが高く、治療によ… ▼続きを読む
喘息の増悪(発作)を繰り返すと、肺機能が低下する可能性。特に18~39歳の喘息増悪に要注意(Thorax誌の報告)
(2022.09.23更新)
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喘息は、症状が良くなったり悪くなったり、変動するのが特徴です。季節の変わり目や風邪をひいたときなどに、せき込んだり、ゼーゼーしたり、呼吸が苦しくなったりします。しかし、朝には良… ▼続きを読む
喫煙歴があり、咳や息切れなどの症状はあるが、肺機能が保たれている人(一秒率>70%)に対する吸入気管支拡張薬は無効か(NEJMの報告)
(2022.09.18更新)
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、タバコなどの吸入煙によって生じる気管支の慢性炎症が原因となって起きる病気です。別名たばこ病とも言われ、原因の90%以上はタバコだと言われています… ▼続きを読む
生活習慣や行動にともなうリスクを無くせば、ガンによる死亡や障害は減らせる可能性:世界疾病負担調査2019の系統的分析
(2022.09.04更新)
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正常細胞の遺伝子に何らかの異常が発生すると、正常細胞がガン細胞に変化します。つまり、ガンは遺伝子の病気です。遺伝子の病気というと、親子で遺伝するのかというのが気になるところです… ▼続きを読む
新規糖尿病治療薬チルゼパチドが肥満症にも有効(NEJM誌の報告)
(2022.07.24更新)
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食事や運動など生活習慣の改善が大切なのは言うまでもありませんが、それだけでは減量に成功しないことが現実としてあります。欧米では肥満を病気と捉えて様々な薬が開発され、本ブログでも… ▼続きを読む
COPDに対する吸入薬のデバイス(器具)の違いで、死亡率が変わる可能性(CHEST誌の報告)
(2022.07.13更新)
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喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は気管支の病気であり、その治療は、気管支に直接届ける吸入薬が主流です。吸入薬は飲み薬と比較すると、全身に吸収される薬剤量が少ないため副作用が少… ▼続きを読む
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者における呼吸リハビリテーションの費用対効果(米国からJAMA誌の報告)
(2022.06.29更新)
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙などが原因となって、年々気管支が狭窄し、咳や痰、息切れをきたす慢性進行性の病気です。日本で認知度の低いCOPDは、男性の死因の5位であり、実は… ▼続きを読む
新型コロナ感染拡大防止のためのステイホームで、体重が増加したわけではないかもしれない(JAMA誌の報告)
(2022.06.19更新)
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新型コロナウイルスの感染が急拡大したころ、全世界でロックダウンやシャットダウン、ステイホーム(stay-at-home)命令がだされました。日本でも命令ではないものの、ステイホ… ▼続きを読む
新型コロナワクチン接種と帯状疱疹発症は関連があるかもしれない(JEADV誌の報告)
(2022.05.29更新)
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毎回聴いているニッポン放送の番組“辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!”の中で、帯状疱疹患者数が最近増加していると紹介されていました。
昨年(2021年)の6月のある日、私(院… ▼続きを読む
吸入ステロイドと吸入短時間作用型β2刺激薬の新たな配合剤(ICS/SABA)が喘息増悪に有効(NEJM誌の報告)
(2022.05.21更新)
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短時間作用型β2刺激薬(SABA:Short Acting Beta2 Agonist)は最初に開発された吸入喘息治療薬です。現在でも使用されているサルタノールインヘラ… ▼続きを読む