院長ブログ
軽度から中等度の喘息に対するアルブテロール-ブデソニド(ICS-SABA)の効果:DENALI試験(CHEST誌の報告)
(2023.04.16更新)
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短時間作用型吸入β2刺激薬(SABA)は、喘息症状を素早く緩和するために使われるレスキュー薬で、セキや呼吸苦などが出現したときに使用します。しかし、SABAは気道炎症を治療す… ▼続きを読む
ヒドロコルチゾン(ステロイドホルモン)を投与することで、重症市中肺炎の死亡率が低下する(NEJM誌よりフランスの報告)
(2023.03.26更新)
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COVID-19(新型コロナウイルス感染症)にともなう肺炎の治療で脚光を浴びたステロイドホルモン剤は、実は10年以上前から重症肺炎(細菌性を含む)に有効ではないかと言われてき… ▼続きを読む
影響力の高い腫瘍学雑誌における、医療ライター支援を利用した臨床試験の頻度とその特徴(JAMA誌の報告)
(2023.03.12更新)
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医学研究の結果を公表する方法として、学会発表と論文発表があります。研究結果を論文にするには大変な時間と労力がかかるため、論文化する前に速報するために学会で口頭発表することが一… ▼続きを読む
IA期末梢性非小細胞肺癌に対しては、縮小切除術で十分か(NEJM誌より海外データ)
(2023.02.26更新)
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薬物療法の進歩した現代でも、肺がんを根治させるには早期発見および手術にかなう治療法はありません。それは何十年も前から変わりない基本的な診療方針です。肺がんに対する標準的な手術… ▼続きを読む
非喫煙アジア人女性における低線量CTによる肺がん検診は有用なのか(JTO誌の報告)
(2023.02.19更新)
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肺がんといえばタバコ、タバコといえば肺がんというイメージがすっかり定着しています。実際、タバコを吸うと、肺がんになるリスクが約4倍になります。しかし、タバコを吸ったことがない… ▼続きを読む
免疫チェックポイント阻害療法(ICI)導入前後で進行期非小細胞肺がんの生存率は改善したのか(JAMA Oncology誌の報告)
(2023.02.11更新)
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肺がんの薬物治療は、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の登場により、大きく変わりました。本庶佑先生がPD-1を発見して、ノーベル賞を獲得したことは記憶に新しいところですが、… ▼続きを読む
肥満症に対する週一回セマグルチド注射による体重減少効果(リアルワールドのデータ,JAMA誌の報告)
(2023.01.29更新)
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肥満症は年々増加傾向にあり、世界的な問題となっています。肥満症自体には外見上の問題以外はないかもしれませんが、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、脳卒中、冠動脈疾患、種々の癌など… ▼続きを読む
COPDの世界ガイドライン(GOLD)の2023年改訂の要点(LANCET Resp Med誌のNEWSより)
(2023.01.15更新)
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は一般にはあまり馴染みのない病名かもしれませんが、実際には全世界で患者数が増加し続けている重要な疾患です。日本においても、COPDによる死亡者数は約… ▼続きを読む
モルヌピラビル(ラゲブリオ)は、オミクロン株流行期の新型コロナ感染症にも有効なのか(LANCET誌の報告)
(2023.01.03更新)
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新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)に対して承認された飲み薬として、MSD社のモルヌピラビル(ラゲブリオ®)とファイザー社のニルマトレルビル+リトナビル(パキロビッド®… ▼続きを読む
オミクロン株流行期間中に、新型コロナの感染を確認して7日が経っても27%の人がコロナ抗原陽性だった(JAMA誌の報告)
(2022.12.30更新)
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R4年9月に厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養解除基準を見直しました。
R4年8月までは「有症状患者については、発症日から 10 日間経過し、かつ、症状… ▼続きを読む