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院長ブログ

アップルウォッチで心房細動が検出できる (2019.11.17更新)
心臓は左右心房と左右心室の四つの部屋に分かれます。心房細動では心房が小刻みにけいれんするように動くために、不規則に心臓が収縮するようになります。そのため、脈が不規則に打つようになったり(不整脈… ▼続きを読む

喘息がコントロール不良だと社会に損失をどれくらい与えるのか (2019.11.10更新)
喘息は症状が変動することが特徴です。喘息のよくある症状としてセキや喘鳴(ゼーゼー)、呼吸苦がありますが、これらの症状は一年を通してずっとあるわけではありません。花粉やダニなど季節によって変化す… ▼続きを読む

結核菌感染後に、新ワクチンで肺結核発症を予防できるか (2019.11.04更新)
結核を予防するためBCGワクチンが昔から使用されており、現在は1歳未満の乳児に1回定期接種されています。BCGワクチンはウシ型結核菌由来の生ワクチンであり、結核発病を1/4程度に抑える効果があり、その… ▼続きを読む

β遮断薬メトプロロールは重症COPDの急性増悪を予防できない (2019.10.27更新)
自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経からの神経伝達物質の受容体にはαとβがあり、βはさらにβ1とβ2、β3の3種類に分かれます。心臓には主にβ1が分布し、気管支には主にβ2が分布し… ▼続きを読む

禁煙したりタバコの本数を減らしても、肺機能が低下していくスピードは元通りにはならない (2019.10.20更新)
肺機能は年齢と共に低下することがわかっています。子供の頃から綺麗な空気のみ吸っていれば肺の老化が抑えられ、肺年齢を若く保つことができます。しかし、タバコの煙や大気汚染などで私達の気管支や肺は炎… ▼続きを読む

コントロール不良喘息における単一吸入器による超微細粒子3剤吸入療法 (2019.10.13更新)
喘息患者さんの治療の目標は、症状がない状態を日々継続することです。セキや喘鳴(ゼーゼー)など発作(増悪)が起きた時だけ治療するのでは不十分であり、発作がでないように長期的に管理していきます。長… ▼続きを読む

喘息コントロールが不良な小児と成人の黒人患者に対するステップアップ療法 (2019.10.06更新)
最近は全世界的に行われることも多くなりましたが、新しい薬剤の臨床試験の多くは欧米で行われます。その場合、人口構成と同様に、対象患者は白人が多く、黒人は少数となってしまいます(アジア系はもっと少… ▼続きを読む

TP53とATMの両方に遺伝子変異がある非小細胞肺がんでは、免疫チェックポイント阻害剤の効果が高い (2019.09.29更新)
正常細胞の遺伝子が傷(変異)を受けると、細胞がガン化すると考えられています。しかし、我々の細胞は紫外線や発ガン物質などから常に刺激を受けており、毎日のように遺伝子に傷をつけられています。しかし… ▼続きを読む

気管支拡張症に対する長期マクロライド療法のメタ解析 (2019.09.22更新)
まず気管支拡張症についての説明を、日本呼吸器学会HPより引用します。 「…… 気管支は気管から木の枝のように分岐して、肺の中に空気を運ぶ通路の役割をします。何らかの原因で、気… ▼続きを読む

肺胞蛋白症に対してGM-CSF吸入療法は有効 (2019.09.15更新)
肺にはサーファクタントと呼ばれる蛋白質が常に産生され、潤滑油のような役目を果たし肺の構造が保たれるようになっています。サーファクタントは使用された後、老廃物として肺胞内に蓄積されていきます。それを… ▼続きを読む

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