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院長ブログ

ナザルチニブ(nazartinib)はEGFR変異陽性非小細胞肺がんに対する新薬となれるか:多施設共同非盲検第1相試験 (2020.03.07更新)
本ブログの2019.12.21記事において、EGFR(上皮成長因子受容体)の遺伝子変異が原因となり肺がんが発生することを説明しました。   EGFRをターゲットにした… ▼続きを読む

ガンに対して代替医療しか受けないと、死亡リスクが2.5倍に上昇(JNCI誌より) (2020.02.29更新)
2020/2/16の当ブログで紹介した論文では、補完医療が通常医療にくらべガン患者の生存率を下げる可能性があることを示しました。それは、補完医療を受けた患者さんの中には、通常のガン治療を拒否し… ▼続きを読む

中国武漢での2019年新規コロナウイルス(COVID-19)による肺炎入院患者138人の臨床的特徴(JAMA誌より) (2020.02.21更新)
2020/2/7付けのJAMA誌にて、中国武漢での新型コロナウイルス肺炎138例の報告がありました。 現在最も我々が知りたいことは、どういう人が新型コロナウイルスに感染すると重症化するの… ▼続きを読む

補完医療を受けるガン患者は生存率が低い可能性 (2020.02.16更新)
今回紹介する論文は2018年に発表されたもので、最新医学論文とは言えないものですが、重要と思われたので紹介します。 まず、補完医療、代替医療とは何かについて、日本補完代替医療学会… ▼続きを読む

低線量CTによる肺がん検診は、喫煙者の肺がん死亡率を24%低下させる(NELSON試験) (2020.02.09更新)
日本では肺がん検診として、40歳以上を対象に胸部X線写真を行い、喫煙者には喀痰細胞診を追加しています。これはこれで意味があることなのですが、小さな肺がんを見つけることができないなど問題もありま… ▼続きを読む

新型コロナウイルス(COVID-19/2019-nCoV)による肺炎41例の特徴(LANCET誌より報告) (2020.02.01更新)
2020/1/24付けでLANCET誌に中国の研究者が新型コロナウイルス肺炎41例の臨床的特徴について報告しています。さらに、患者血漿中のサイトカインを調べるとともに、ICUに入室した重症患者… ▼続きを読む

武漢での肺炎3症例より新型コロナウイルスが分離された(NEJM誌の報告) (2020.01.25更新)
中国武漢から始まった新型コロナウイルスによる肺炎の症例報告、および分離されたコロナウイルスの系統群が明らかになったことが、最新のNEJM誌より報告されています。 本論文は無料で誰… ▼続きを読む

間質性肺疾患診断のための経気管支肺凍結生検の診断精度 (2020.01.19更新)
前回のブログでも説明しましたが、いわゆる「肺炎」には炎症が主にどこで起きているかにより(肺胞性)肺炎と間質性肺炎に分かれます。原因がはっきりしない間質性肺炎を特発性間質性肺炎とよび、その画像所見や病理… ▼続きを読む

特発性肺線維症に対してパムレブルマブ(抗結合組織成長因子)が有効かもしれない(PRAISE試験) (2020.01.12更新)
  肺は、肺胞と間質の二つから構成されます。肺はブドウの房と構造が似ており、肺胞はいわばブドウの実の部分に相当し、間質はブドウの皮に相当します。いわゆる”肺炎”は、外部から肺に入ってきた細菌により… ▼続きを読む

飲酒者における心房細動では、断酒すると心房細動再発が防げるのか  (2020.01.05更新)
正常の心房は一分間に60-100回くらいで規則正しく収縮していますが、心房細動になると不規則で細かく震えるように沢山収縮するようになります。心房細動に罹患している人は世界中で3,300万人以上いるとい… ▼続きを読む

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