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院長の最新論文紹介

新型コロナウイルス感染症1,099例の臨床的特徴(NEJM誌より) (2020.05.03更新)
 2020年4/30付けのNEJM誌に、1,099人という比較的多数の症例報告が掲載されていましたので、紹介します。   2019年12/11から2020年1/29まで間に、中国の病院に入院し… ▼続きを読む

軽症喘息において、血中好酸球数と呼気中一酸化窒素濃度は治療効果を予測できるか:Novel START試験のサブグループ解析 (2020.04.26更新)
最初から専門的な記述になります。  本日紹介する論文は本ブログでも取り上げたNovel START試験(軽症喘息に対するブデソニド-ホルモテロール(シムビコート®)必要時吸入療法の比較試… ▼続きを読む

慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者は、タバコを吸ったことがなくても、肺がんリスクが高い(Thorax誌より) (2020.04.19更新)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は主に喫煙が原因となって気管支内腔が狭窄、閉塞し、年々進行していく病気です。タバコ煙が主な原因ですので、COPD発症の最大のリスクは喫煙です。   そして、タバコが… ▼続きを読む

重症の新型コロナウイルス患者(Covid-19)に対するレムデシビルは有効かもしれない(NEJM誌より) (2020.04.12更新)
当初、HIV治療薬であるロピナビル+リトナビルが新型コロナウイルスに有効ではないかといわれていました。しかし、その後、ランダム化比較試験によってCOVID-19にはロピナビル+リトナビルの効果… ▼続きを読む

頭蓋内転移に対するオシメルチニブ(タグリッソ®)の有効性と安全性の評価:系統的レビューとメタ解析 (2020.04.05更新)
 進行期がんの治療を行うにあたって問題となることの一つに、血液脳関門(Blood-Brain Barrier=BBB)があります。飲み薬でも点滴の薬も血管内に入り、血液の流れに薬はのって全身を… ▼続きを読む

非喫煙者一人が受動喫煙が原因で亡くなるのに、何人の喫煙者が関与するのか。 (2020.03.29更新)
受動喫煙により、がんや子供の喘息などの病気のリスクが上昇することはよく知られています。そのため、日本では健康増進法が改正され、本年4月から原則屋内禁煙になります。しかし、「受動喫煙によりタバコを吸… ▼続きを読む

肥満が進むと、肺機能が低下していくのが速い:Thorax誌より (2020.03.22更新)
太っている人が息切れしやすいのはなんでだろうと思ったことはないでしょうか?   お相撲さんが取組で勝利したあと、NHKのアナウンサーにインタビューされている様子をみると、尋常… ▼続きを読む

新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎81人のCT所見(Lancet Infect Dis誌より) (2020.03.14更新)
今回紹介する論文は、2020/2/24のLancet Infect Dis誌に発表された観察研究です。中国武漢の病院に入院した新型コロナウイルス肺炎81人のCT画像所見をまとめています。本研究… ▼続きを読む

ナザルチニブ(nazartinib)はEGFR変異陽性非小細胞肺がんに対する新薬となれるか:多施設共同非盲検第1相試験 (2020.03.07更新)
本ブログの2019.12.21記事において、EGFR(上皮成長因子受容体)の遺伝子変異が原因となり肺がんが発生することを説明しました。   EGFRをターゲットにした… ▼続きを読む

ガンに対して代替医療しか受けないと、死亡リスクが2.5倍に上昇(JNCI誌より) (2020.02.29更新)
2020/2/16の当ブログで紹介した論文では、補完医療が通常医療にくらべガン患者の生存率を下げる可能性があることを示しました。それは、補完医療を受けた患者さんの中には、通常のガン治療を拒否し… ▼続きを読む

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